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同級生の死

お祝いごととは違って
いつも葬式は突然なものですが

先週、中学高校時代の友人の通夜に行ってきました
私は中高一貫教育の女子校出身なので
6年の付き合いでした。当然、年齢は同じです
中高時代から美人で華やかな人だった

享年46歳
がんは全身に出来るけど
死因は子宮がんや乳がんと違って、あんまり患者数の多いがんじゃなかった

なんか、葬式から帰ってきてから、結構こたえてるっていうか。。。
今まで葬式にはたくさん出てたけど
70代、80代、90代(じ~さんは享年99歳であった)の人たちで
なんというか、ひとごとだった
式場で「大往生だね」と言い合えるくらい
でも、46歳の葬式はぜんぜん、ひとごとじゃなくって
二つがんを経験してる身には、近い将来、自分の葬式あってもおかしくないのだ
と思ってしまった次第です

ここでも統計の話をするのは何ですが
50歳以下の男性の死亡率 5% 女性の死亡率3%
(※男性の死亡率1000人に2.8人、女性の死亡率1.4人を訂正)
彼女の死は、決して「よくあること」ではない
でも、決してひとごとではない

「ご冥福をお祈りします」って
死後の世界で痛みも苦しみもなく、安らかにって感じなのだろうか
それ以上の言葉をかけたいけど
なんだか思いつきません





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田中好子さんの訃報&乳がん患者が気になること

田中好子さん、スーちゃんが乳がんで亡くなった

同病の人の死はショックで悲しい
自分の病気を嫌でも意識することになる
55歳といえば、日本女性の平均寿命より30年も短いではないですか!?
ご冥福をお祈りします

乳がん患者としてとても気になることがある
以下は、公表情報を分析して彼女の死の原因を色々推測することになるので
ご不快に思われる方はスルーしてください

===============================================================
訃報を報じる記事を書いている人は芸能記者
当然ながら乳がんどころか、ガン一般について知識はない
「再発」と「転移」がごっちゃになってる記事も多い

「再発」についても「去年10月」と「今年2月」、または「19年間に何度も繰り返
した」と、報道によって違う

昨夜の彼女の死直後、ご主人が病院前で会見していて、有力なソースではあるんだけど
意味不明なことが多い
彼女の死を伝える記事を全国紙、スポーツ紙など等情報を総合してみる

乳がんが分かったのは1992年、19年前
肺と肝臓への転移が分かったのは今年2月
えっ、2ヶ月前? 転移が分かった2ヵ月後に死って早い
。。。。いや、早過ぎる

「転移するまでの期間が長いと転移後の予後も比較的よい」
というのが乳がん界(←何それ)の常識ではなかったのか
初発から19年後の転移って、ずいぶん長い
それにしては、転移から死までの予後が悪すぎる

ご主人のコメントなどから読み解けたことは
・再発が何度かあったが心配ない範囲(→局所再発とみられる)
・去年10月から十二指腸潰瘍で入院(→乳がんは消化器系に転移するのはまれ?なので
乳がんとは関係ないか?)
・2月に転移が分かり、そのまま入院継続、昨日死去

個人的には何か事実関係に間違いがあるような気もするが
転移後2ヵ月後の死など、信じたくないというのが本音かもしれない

乳がんの場合、進行はゆっくりだから転移してもすぐは死なない
今までそう思ってた私には、とてもショックだ
転移と分かって2ヶ月しか余命がないのなら、何ができるのだろう
私たち乳癌患者は、覚悟しなくてはいけないのかもしれない

以上は一患者に過ぎない私が考えたものだから勘違いもあるだろうし
ぜひ意見があれば、コメントください



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リンパ転移あっても必ずしも郭清の必要はない=米研究

この前話題にした「リンパ転移あっても1~2個なら、郭清しなくてもいい!?」
という研究結果がアメリカの学会誌に出て、9日付のニューヨークタイムズが一面に掲載してました
他のブログ友さんのところにリンク置いてきただけで
自分のブログではスルーしてたナマケモノです、すみません

読売、朝日、共同などなどNYタイムズの記事翻訳して出してるけど
なんか、翻訳の内容がぴんとこない
乳がん患者が知りたいディテールが出てないんだもん

NYタイムズの原文
米国医学協会ジャーナル要約(原文読みたい人は30ドル払ってサインインしろ!とさ 怒)
ざっと見たところ内容に齟齬はないし、NYタイムズの方が読みやすいのでお勧め

内容を紹介すると、
センチネルリンパ転移1~2個あった患者のうち、腋下リンパを郭清した445人としな
かった446人を平均6.3年追跡調査。5年生存率と5年無再発率には有意な差がなかった

研究対象となっているのは(ここ重要!)
・センチネルリンパ転移2個以下(3個は×)
・腫瘍の大きさ5センチ未満(T1~T2)
・触診でリンパ転移が確認できないこと
・他の部位に転移がないこと
の条件を満たす女性です

これをearlyと呼んでるんだけど、日本の「初期」の概念とちと違うかな?
いずれにせよ「初期」が何を意味するか日米ともあいまいよね~

記事中には、前からリンパ郭清を省略するやり方を取り入れてる医師がいること
アメリカ内にもこれまでのリンパ郭清を支持する慎重な意見がある、ということが書いてあります

もちろん、この研究が出てすぐ日本の治療方針が変わるわけではありません
今日も明日も明後日も日本中の病院では、
センチネルリンパ陽性=郭清という手術が続くことでしょう

前回のブログで私の意見はさんざん言っているので今回は割愛
この事実を知っても私のリンパが戻るわけじゃない
この知識を生かせるのは、これから手術する患者さんなんですよね~

もし、私が手術前にこの研究を知ってたらかな~り悩むだろうけど
医者に郭清するって言われたら押し切ることはできないと思われ。。。

最後にひとつ。この研究、学会誌に出る前に教えてくれたブログ友さんがいるんです!
すご~い情報収集力。そんけー
私も情報収集プロのつもりですが、脱帽です。。。







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一年たった今だから考える治療(2) 遺伝子検査編

ンコタイプDXは、手術後の検体の遺伝子を調べ、再発リスクをスコア化する遺伝子検
査です
欧米の学会では、「抗がん剤をやるかやらないか」という
治療方針を決める有効な方法と評価されています
特に米国で広く使われ、90%が保険(米国は原則民間保険です)適用のようです
日本では保険適用でなくやりたい人は自費。だいたい50万円ぐらいかかります。

ネットで乳がん患者さんのブログを探してみても
オンコタイプをやったとしている
乳がん患者さんは去年の今頃からほとんど増えてません
もちろんブログを書かない圧倒的に多い患者さんたちがこぞってオンコタイプをやって
る可能性はないとはいえませんが(笑)
自費50万というハードルを考えると広まってないのだと思います

再発リスクは18以下が低リスク、31以上が高リスク
中間地帯が中リスクなんですが、中リスクというのがなんとも「中途半端」
アメリカの乳がん患者掲示板でも相談している人がいるので
この中途半端さの悩みは日本だけじゃないのでしょうが

私の担当医はスコア22ならやらなくてもいいんじゃないの、という感じでしたが
オンコタイプDXのサイトを見ると、リンパ転移陰性の場合ばかり書いてあって
なんとなく私は不安でした

抗がん剤治療を決めたあとですが
アメリカで治療されてるブログ友さんたちが
「リンパ転移陽性の場合は、抗がん剤をやる」と書かれていて
今では私の選択でよかったのかな、と思っています

遺伝子検査を経て、必要な患者さんにだけ抗がん剤を投与するのが理想の医療なのでし
ょうが
オンコタイプの値段と、私がやった抗がん剤TC4回分の値段はほぼ同じ
保険適用しても医療費削減効果は望めません
(オンコタイプがうんと安くなれば別ですが、アメリカでも4000ドル弱ですから
それほど安くはならないのかと)
オンコタイプが保険適用になることは、どうやらなさそうです

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一年たった今だから考える治療(1) リンパ郭清編

私は乳がんの診断を受けてほぼ1年になります

その間、皆さんと同じようにネットや本で色々情報収集しました
去年の今頃の私と今の私では、知識に格段の差があります
もしタイムマシンがあったら、去年の私に教えてあげたい(笑)
と、いうことをいくつか書いていこうと思います

まず初回はリンパ郭清編
というのは、これが一番生活に支障が出ているからです
いつもいつもリンパ浮腫の不安と隣り合わせで
重いものを持たないとか気を使わなくちゃいけない
ということはおいといても
(いまのところリンパ浮腫は発症してないと。。。思います)
腕の重くだるい感じ、疲れてくるとパソコン作業やメモ取りに支障が出る
などなど、不調はまったく改善しません

私は手術前の説明で担当医から「8割方はリンパ郭清はない」と言われ、すっかり安心していました
確かに術前にリンパ転移が見つからなかったのに、センチネルリンパ生検で見つかる確率は2割。
担当医は正しい。
しかし、患者側にしたら麻酔から覚めたら取らないはずのリンパ取られてて大ショック!
「麻酔から起こして聞いてくれればいいのに!」って思ったのは、私だけじゃないと思います

そして、アメリカで治療を受けてる方のブログ友さんの記事に
「センチネルリンパ節に転移があったけど、主治医の判断で郭清しなかった」とあって
すごい衝撃を受けました!

「絶対郭清しないでください」って主張したら
私にも郭清しない選択肢はあったのだろうか
そして今の日常生活の支障はなかったかもしれない。。。

日本では、センチネルリンパ生検によって郭清する患者さんを限定することができた
というメリットはよく指摘されてますが
どの病院のガイドラインを見ても「センチネルで転移発見=リンパ郭清」がスタンダード
温存か全摘かを選ぶように、リンパ郭清の是非を患者が希望することは
あんまり一般的ではないようです

1年前の私は再発と転移のことばっかり心配してたし
温存か全摘かは考えてみても
リンパ郭清と後遺症のことに頭が行きませんでした

もうリンパを取る前の身体には戻れないから
ぐだぐだ言ってもしょうがないっちゃ、しょうがないのですが
リンパ郭清の後遺症は不便だよう、もっと考えればよかった、とつくづく思います

私は結局、センチネルに1個、病理検査でもう1個見つかりました
再発防止を考えればやはり、リンパ取る結論になったかもしれないけどね


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プロフィール

那由他

Author:那由他
48歳、2010年1月乳がんが見つかりました
2月に右乳房全摘出、リンパ節郭清手術。オンコタイプDX(遺伝子検査)を経て抗がん剤治療を終え、現在ホルモン(アロマターゼ阻害剤)治療中
2013年9月からリンパ浮腫も治療中

職業:物書き:夫と子(14歳)の3人暮らし
那由他は数の単位。10の60乗
↑は実家の猫です。猫飼いたい。。。

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