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患者の立場から考えるTPP

おぉ、涼しくなってホトフラが軽くなったぞ
 さて、TPP、世論調査をみると賛成反対はほぼ同数、やや反対が多い感じですね
 TPPは「誰が何のために反対(賛成)しているのか」を考えるのが重要と思います

 まずは反対派。現在の日本はお金がなくなってこれまで当たり前のように
公的なお金をもらってきたところにお金が回らなくなるパラダイムシフトが起きています
 こうした既得権益の人たちは明確な目的を持って反対してますが
「訳のわからないことはやめた方がいい」ってレベルの人も多いんじゃないでしょうか
か。
 次に賛成派。TPPで儲かる、得するから賛成って人以外に
対中国安保とか輸出振興とか、ファジーなイメージの賛成者も多し。
両派とも分かれてイメージ戦略を繰り広げてるって感じでしょうか

 話がそれました
 野田首相の協議参加表明会見では「日本の美しい農村と医療制度を守る」と言ってました
 つまり、これが2大反対勢力、既得権益というわけです

 我々、がん患者は国民皆保険でとても助かっています
 一方で、このシステムが医者の所得保証システムであることも事実です。

 「TPPは公的医療を危うくする」とよく言われるので
日本から皆保険制度がなくなるんじゃないか、ご心配な方もいるかもしれませんが
それこそイメージ戦略に乗せられてるわけです
 アメリカの要求はそんなメンドウなことではなく、公的保険でカバーしていない部分のみ
自費にする「混合診療」解禁とそれを手当てする保険の導入です

 混合診療は、医師会が反対しています
 金持ちしか(保険外の)先進医療を受けられなくなるから不公平、医療格差の拡大に
つながるだから、だそうです
 
 じゃあ、患者にとっては混合診療はマイナスなの?
 この前、混合診療の解禁を求めて裁判で争っていた腎臓がんの患者さんが最高裁で負
けました。インターフェロンに保険外の活性化自己リンパ球移入療法を受けていたら、
インターフェロンまで自己負担になってしまったケースです
 この人は医療格差を広げているのかしら?

 長くなりました
 今回のお題はイメージ戦略の乗せられず、自分で考えようってことです
 もちろん私の意見も一つの参考に過ぎません

 私は、国が混合診療を認めないのは医療格差ではなくて、医療費が膨らんで国の財政を圧迫するから。
医師会が反対なのは、保険外診療のできる医者とできない医者の間で競争が起きて、
金持ち患者の争奪戦がおきるから、と思ってます。自分の利益を考えてる癖に、都合よく患者
を言い訳に出すな、って感じですね(笑)

 今日はイレッサ判決も出ました
 私は今日の判決、きわめて妥当と思ってます
 この件もいずれ



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テーマ : 乳がん
ジャンル : 心と身体

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あんずさん、こんばんは~

コメントありがとうございます

ご賛同いただいてとても心強いです
乳がん患者としては再発転移した場合、混合診療ができれば
治療の手段の選択肢も広がると思います。
一方で、医療費の増大と1000兆円を越す国の負債も
無視できない問題で、難しいですね

金融分野の規制緩和は、私も賛成です
簡保は規制に守られている割には、ちっとも契約者に良い商品を出せていないと思います

これからもぜひ、よろしくお願いします

Re: TPPのこと…

景子さん、こんばんは~

 TPPの影響といえば、まず農業
 医療の話は新聞やテレビもあんまり取り上げないから
 分かりにくいのかもしれません

 イレッサ訴訟、ほんとに景子さんのおっしゃる通りと思います
 31歳のお嬢さんを亡くされた原告には同情するけど
 イレッサで寿命が延びた肺がん患者さんも多いし
 意図的な情報隠しが行われた過去の薬害訴訟とは事情が異なると思っています

Re: うーん

naitinge-ruさん、こんばんは~

TPPの情報をあげてくれるのは上のお嬢さんですよね?
高校生でこういう問題に詳しいってすご~い

naitinge-ruさんも運用ナゾなんですね
私も現場の話が聞けて勉強になります!

厚生労働省が決めている「先端医療」ってあるじゃないですか
http://www.wam.go.jp/iryoappl/menu_control.do?init=y&scenario=b5
私には何の治療だから分からないのもいっぱいあるけど
これって国がOK出してるだけで、実態は混合診療と一緒ですよね

那由他さん、はじめまして。あんずと申します。

”医師会が反対なのは、保険外診療のできる医者とできない医者の間で競争が起きて、金持ち患者の争奪戦がおきるから”

私もそう思います。

乳がん患者としては、混合診療も悪くはないのでは・・・と思ったりしますし、金融サービスの自由化にも反対ではありません(外資金融勤務なので)。でも、人それぞれの立場で反対・賛成、いろいろですよね。。。本当に難しいです。

またお邪魔させてくださいね。

TPPのこと…

テレビや、新聞で みても、何だか よく分からなかったんです(>_<)

今、那由他さんのブログを じっくり読んだら…
なるほど、そういう裏が あるんだな!と分かりました。

イレッサの副作用で亡くなった方は、お気の毒だけど…
間質性肺炎は、他の抗がん剤でも起きるし、転移が進んでいて 因果関係が分からないケースも多いでしょうね。


うーん

那由他さんのブログは、お勉強になるわ。。。
TPPのこと、なんだかよく分からないのよね(^^;
マスコミは、都合のいいこと、悪いこと全部を取り上げてるわけじゃないから
娘が色々情報を入れてくれるのを聞いて「へえ~そうなの?」って感じで。

混合診療は、現場にいてもナゾです。
バイアグラは自費で扱って、同時に保険診療も受けられるのに、
HIVの検査を受けようとすると、全部自費になります。
この仕組み、良く分からない(^^;
プロフィール

那由他

Author:那由他
48歳、2010年1月乳がんが見つかりました
2月に右乳房全摘出、リンパ節郭清手術。オンコタイプDX(遺伝子検査)を経て抗がん剤治療を終え、現在ホルモン(アロマターゼ阻害剤)治療中
2013年9月からリンパ浮腫も治療中

職業:物書き:夫と子(14歳)の3人暮らし
那由他は数の単位。10の60乗
↑は実家の猫です。猫飼いたい。。。

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